ためいきの降る夜に

ぬくもりだけが残る唇 1人さまよう
ニセモノの街路樹に降る雪もガラスの星も
笑顔のすきまうめられず

懐かしくて忘れたくて手を伸ばしたら
2人だけの呼び名今も聞こえてくる

あなたの愛でうめつくされてるの
体中すきまもないほどに 昨日 明日 今も愛しい

今でも涙で凍らせた思い出 きらきら輝いて
とかすキスをいつまでも待ってる

隠れた星と無口な夜に 気付かれぬように肩にキスをした
よみかえる記憶殺して 扉の向こう見つめてる

甘えさせて忘れさせてもう戻らない
待ち合わせの歩道橋あなた探しても

あなたが残した傷跡今でも 鳴りやまない痛みの中で

昨日 明日 今を探して ためいきが雲らせた空 粉雪が
きらきら悲しくて 夜のすきま寂しくうめてる

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