ふる里は母のゆりかご

若さにまかせて 故郷(くに)をすて
尾羽打ち枯らして 帰る町
今は心も ボロボロの
俺を 俺を
俺をやさしく 慰める
ああ ふる里は ふる里は母のゆりかご

酒に溺れた 夜もある
涙で明かした 夜もある
他人(ひと)の 情(こころ)の 冷たさを
嫌と 嫌と
嫌というほど しらされた
ああ ふる里は ふる里は母のゆりかご

死ぬほど苦しい 思い出を
男が抱いて 帰る町
明日はも一度 この命
懸けて 懸けて
懸けてみなよと 日が昇る
ああ ふる里は ふる里は母のゆりかご
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