真夜中の虹

その夜 眠れなくて
君のことを考えた
ぼくに突き刺さったトゲ
胸がつぶれそうです

冷たい水をキッチンで一人
ゴクリと飲んで窓を開ける
真夜中の透明な空に
虹が弧を描いた

サヨナラさえ言わなきゃ お別れからずっと逃げ切れるかな…
ぼくのナメクジ色の心を 現実はメッタ切りにした

君とみた空 君といた季節
戻れない日々ばっかり 輝いてしまう
夢のように浮かぶ 真夜中の虹を
君も見てるかな 真夜中の2時

何かを伝えたくて
えぐり出した言葉は
1gの重さもなく
すぐに消えてしまった

サヨナラの輪郭だけ
リアルになっていくばかりで
想いは溢れ出してるのに
また今日が終わった

夜の十字架は たとえハリウッドスターでもはずせない
真夏のブルースで いつかみたいな 奇跡を明日起こそう

許されるなら 君の痛みを
ぼくのレスポールで 粉々にしたい
見えるはずない 奇跡の虹を
何度でも見よう 真夜中の虹

wanna see your smile bright smile
make you smile at any time

消えそうな願い

「悲しむだけじゃ 未来は変わらない」
君は笑顔で言う わかってるよ
いつかまた君と 歌う日が来たら
七色の歌がいい そう思うんだ

君に手を振る サヨナラじゃなくて
いつものような see you again
その手は君に見えてるだろうか
いつものように…
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