孤独の森

それぞれの森があり
それぞれの樹々があり
かつては誰かも 歩いてる

さまようと それもよし
立ち止まる それもよし
ここまでは 光も届かない

聞こえぬ声に耳を傾け
ざわめく影に振り返る

祈らずに進もうか
語らずに帰ろうか
標もない 地図もない どこまでも

ふきぬく風に 身を委ねても
しずまぬ想い いばらにも似て

標もない 地図もない どこまでも

許せぬ想い 届かぬ想い
孤独の森で 願わくば共にあれ
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