夜霧のシャンソン

銀杏の枯葉が 舗道に眠る
月も傾く 夜更けの街で
秘めた想いを 唄うシャンソン
あの娘は もう寝たか
灯りも見えぬ
ただ 夜霧だけ 夜霧だけが いつか
この胸を 濡らすよ

夜空のネオンも 侘びしく消える
一人せつなく ギターを鳴らし
熱い泪で 唄うシャンソン
あの娘は 聞くだろか
せめても夢で
ああ 星屑も 星屑さえも いつか
消えてゆく はかなさ
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