Dawn Dawn

涙とかあんまりこぼさないのに
今は素直に泣ける
太陽が水平線を破って
空へ昇り始める

2人は無口なままで
夜明けを待ってた
電車を逆向きに乗り
ここまでは歩いた

やっぱりキミが好きさ
さよならならいつだってできるよ
あやまらなくてもいい
もう一度だけ
やりなおそう

缶コーヒー、コインがたりなくなって
1缶、分けて飲んだよ
少しずつ言葉が長くなってく
心、やわらかくなる

何度も電話に出れず
キミから逃げてた
まさかね、キミがあの娘と……
だけどもう忘れる

やっぱりキミが好きさ
プライドよりも大事なものがある
気にしなくてもいいよ
キミの気持ちを
信じるから

やっぱりキミが好きさ
深呼吸して横顔を見つめた
さあ駅へと急ごう
朝のラッシュが
来ないうちに
誰よりキミが好きさ
言葉に出して今だから言えるよ
こぼれたその笑顔に
会ってよかった
強く思う
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