夢のつづき

好きだよなんて いえるかよ
昔気質が 売りものの
男でいたいと 強がりいって
背中を向けた わからずや
あぁ意地で別れた あのひとと
夢のつづきが 見たかった

失くしたものの 大きさに
あとで気がつく お馬鹿さん
一歩も二歩も さがってあげりゃ
心もきっと 開けたろ
あぁヘンな奴でも あのひとと
夢のつづきが 見たかった

涙でお酒 割りながら
遠い汽笛に 愚痴こぼす
いま頃どの駅 どのあたりかと
訊いても返事 ない夜更
あぁこれが未練か あのひとと
夢のつづきが 見たかった
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