夜明けの恋人

君の夢をみたから
ぼくはとんできてみたのさ
誰もいない浜辺に赤い靴が落ちていた
遠い波にただよいぼくを呼ぶ
水着きないで君は泳いでるね
いいのか そこへ行くよ
くちづけしていいのか
こんな夜明けに君は泳ぐのか
ぬれてつめたい君の肌があまい

君の夢をみたから
ぼくは走りつづけたのだ
白い砂に隠した君のTシャツみつけたよ
ぼくの恋人なのに 気をつけろ
ほかの男も君を愛してる
きれいで可愛いから
男なら君が欲しい
こんな夜明けに君は泳ぐのか
誰も取らないように抱いていよう

君の夢をみたから
会いたくてさ 探しにきた
貝がらにもきいたよ 風が消した足あとを
こんな夜明けに君は泳ぐのか
誰も取らないように抱いていよう
抱いていよう
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