海に月が沈む前に

降りだした雨の中で傘もささず君を待っていた
箱につめた指輪 隠しながら

初めて出会った頃の様にお互い気を使いながら
新しく出会いたい

2年前の僕は君を傷つけていた
過去から抜け出して走り続けた

突き刺さる風を浴びながら
時間を越えながら
空の太陽が照らす前に

降りだした雨もやんでそれでも君は来ない
不安で鼓動が早くなる

約束破った事のない待ち合わせの場所には
違う世界 そこにある

周りを見わたして果てしなく続く道
さまよい どこまでも 探し続けた

よみがえる過去の記憶さえ
時空を越えながら
夜の闇に消える前に

星が浮かんでも どこも見つけられない
さまよい あてもなく 歩き続けた

吹きあげる風に揺れながら
孤独になりながら
海に月が沈む前に

よみがえる過去の記憶さえ
時空を越えながら
夜の闇に消える前に
海に月が沈む前に
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