魂を愛が支配する

世界中 たとえ敵にまわしても
灰になるまでこの手で
君を抱いていたい

しなやかにあえぐ素肌の前では
理性など宇宙に浮かぶ
星屑と同じさ

甘い毒の引力に
絡まりながら
落ちてゆく運命も
しびれるほどここちよくて

みちびきあう 抱きしめあう
めぐり逢った日から
魂を愛が支配する
みちびきあい 抱きしめあい
ひとつに溶けてゆく
情熱に理由なんてない

愚かだと頭でわかっていても
君を愛する以外は
何もしたくないよ

溺れてく 危険な夢をはらんで
夜ごとに満ちてく月は
まるで僕の心

悪い女と呼ばれる
君の過去さえ
いとしさが 謎めいた
憂いにいますりかえるさ

ゆらめきあう 燃え尽きあう
炎のような日々
魂を愛が占拠する
ゆらめきあい 燃え尽きあい
生き急ぐふたりの
情熱はもう止まらない

僕に意見くりかえす
優しいモラル
幸せをうばいとる
権利なんてどこにあるの

みちびきあう 抱きしめあう
めぐり逢った日から
魂を愛が支配する
みちびきあい 抱きしめあい
ひとつに溶けてゆく
情熱に理由なんてない
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