君に逢いたい

君に逢いたい 今一度
好きで別れた 遠いひと
帰らぬ 愛のおもかげを
泉に淡く 浮かべても
涙でくずれる 想い出の道

君は日傘を ふりながら
待ってくれてた 風の中
ポプラ並木の こぼれ陽が
今もこの目に いたいけど
別れて逢えない 初恋のひと

君は今頃 倖せか
春のあの日を 忘れたか
夢にまで見る 君の名を
夕焼け雲に 呼んだけど
声さえかえらぬ 故郷の空
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