夏色のおもいで

きみをさらってゆく風になりたいな
きみをさらってゆく風になりたいよ

君の眼を見ていると
海を思い出すんだ
淡い青が溶けて
何故か悲しくなるんだ

夏はいつのまにか
翼をたたんだけれど
ぼくたちのこの愛
誰にもぬすめはしない

きみをさらってゆく風になりたいな
きみをさらってゆく風になりたいよ

君の眼の向こうに
青い海が見えるよ
すきとおった波が
そっと零れおちるんだ

涙ながすなんて
ねぇきみらしくないよ
ぼくたちのこの愛
誰にも邪魔させないさ

きみをさらってゆく風になりたいな
きみをさらってゆく風になりたいよ
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