屋根の方向

隣りの明かりが灯る頃
お家の匂いに急いでる

ぼくはひとりそれを見つめ 立ち止まる
街を行く人たちに ぼくはおいていかれたんだ

忘れないで
忘れないよ

話をしながら 歩いたら
偶然 頭をぶつけたよ

空に星がこんないっぱいあるなんて
ぼくは知らずに過ごしてたなんて
信じられない

円の中 ぼくたちは外れてく 選ぶんだ
青が散る 絶え果てる 種を蒔く
草花が溢れ出す
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