私のWeekend

事務所ばかりの古いビルの
ペントハウスに帰るのよ
朝は早くから陽を浴びて
洗濯物を干したりする
街がだんだんにぎやかになると
私はベットにもぐり すぐに深い眠りにつく
おやすみ

夕暮れがあたりをつつむ頃
ペントハウスは静かになる
眠気ざましのコーヒーを飲み
望遠鏡をセットする
空は一面の星の世界
ふかすタバコの煙が
溜息だらけの夜の街を飛んで行く

これが私のウィークエンド
誰も知らない秘密の世界
いくら愛するあなたでも
招待する事はできない
日曜の夕焼けを憎みながら
あなたの部屋に帰るわ
だから待っててこれ以上は 聞かないで
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