だいきらい

街にあふれかえる たくさんの人たちが
みんな足早に 通りすぎてゆく
ふりまく笑顔の裏側に 迷いと憧れかかえこんで
立ちすくむわたしをおいて 通りすぎる

どうしたら自分を すきになれるかなんて
思ってしまう こんな自分がだいきらい

あなたをすきなのに どうしてもいい出せない
きのう見た夢も わたしの勇気うばった
かがやくあなたがまぶしくて 鏡のわたしはかすんで見えた
自分を信じてあげられる 強さがほしい

ふさいだ耳から手を放し 目をあけて空を見たら
太陽はちゃんとわたしを 照らしていた

うしろむきでもいいから 前にむかって進め、
太陽はわたしに そうささやいた

ほんと少し自分を すきになれる気がした
わたしのこころも 晴れてゆく気がした
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