黒服のあいつ

百日草を そなえた十字架にしばられ
かえらぬ者の 熱情の遺品(あかし)にすがりつく

Phasing beyond 滅ばないもの それは精神
Chasing beyond 届かないもの それは神秘さ

感じていなければ 心 安まらぬ
黒服のあいつが あゝ 今夜も来ている

野に咲く花は 装いの部屋には適(かな)わぬ
それを知りつつ 飾り続けるしかないのだろう

No fate belongs 許せないもの それはあきらめ
My heart belongs 愚かなるもの それはこだわり

忘れられない匂ひ うずく肉体が
黒服のあいつを あゝ 今なお呼んでる

今宵も目を閉じる 明日の朝目覚め
新しい自分になれる夢見よう
黒服のあいつと あゝ 今日こそさよなら
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