梁川城歌

風を裂くよな 梁川(やながわ)太鼓
吾妻(あづま)おろしで 鍛えた技か
政宗(まさむね)ゆかりの 八幡様(はちまんさま)の
火の粉火祭り 火振(ひぶ)り山
みちのく梁川(やながわ) 城下町

上がる尺玉 揺さぶる音に
五臓六腑(ごぞうろっぷ)の 血潮が騒ぐ
政宗(まさむね)亡失(かく)れて 三百余年
流す灯篭(とうろう) 広瀬川
みちのく梁川(やながわ) 城下町

東阿武隈(あぶくま) 西には奥羽(おうう)
山脈(やま)の大(でか)さを 睨(にら)んで育(い)きた
政宗ゆずりか 武士魂(もののふごころ)
今に伝える 伊達男
みちのく梁川(やながわ) 城下町
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