夏がくる

友達も恋人も それぞれの道をゆく
あじさいを携えた 誰もいないある朝

いつの日かあの唄も ひびけ空の彼方に
懐かしい思い出も のせてゆくのかい

どこまでも続く坂道を 雲の向こう めざして
いつの日か たどりつく事は あるのかい

影がおちた道に夕立がくる
それでもまだ間に合うかな
目を閉じればふいに
風が吹き 肩を押す

夢から覚めた僕は 走り出す
晴れた空を見上げる 夏がくる
夏がくるよ 夏がくる
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