はるか房州路

九十九里浜 はてしなく
続く足跡 波洗う
熱く愛した 想い出も
波よ包んで 流して欲しい
ゆくえはるかに 目をやれば
九十九里浜 はてしなく

波に漂う カモメ鳥
ゆくもゆかぬも 風まかせ
月の御宿(おんじゅく) 興津浜(おきつはま)
泣いて帰らぬ 恋路をたどり
あてもないのに さまよえば
波に漂う カモメ鳥

遥か鴨川 房州路
沈む素足に からみつく
熱い砂浜 歩くなら
いつか波も 渇いて消える
明日の私の ゆくところ
遥か鴨川 房州路
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