東京迷路

街の灯りで つぼみも開く
そうよあたしは 夜の花
嘘も上手に つけるほど
悪い女に なりました
そりゃあ時々 寂しくて
ひとり泣いたり するけれど
切ないね 悲しいね
曲がりくねって行き止まり ハァ…東京迷路

惚れて尽くして 捨てられました
だってあたしは 夜の花
夢は十九で 反故(ほご)にして
生きて来ました 生きて来た
スッと流れる 流れ星
北の空まで 飛んでゆけ
酔わせてよ 飲ませてよ
歩き疲れてつまずいて ハァ…東京迷路

いつかあたしの 人生を
誰か見つけて くれるまで
待ちながら 揺れながら
今日の続きはまた明日 ハァ…東京迷路
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