the book of life
気付くものなんてさ
たいしたことない
そう気付いても
悲しくないわけじゃない
いままでずっと
傷ついては
立ち止まることだって
目に見えていて
だけどそれでも
生きることを諦めずに
ここまで来たんだよ
使い古された
拙い言葉が全部知っている
最期に全て
君に残せるものだけ
置いていくから
僕はまた主人公になれずに
物語が終わっていく
それでも
まだここにある
ここから続いてく
後悔も
書き残す全て
光の向こう側で
また会おう
不安だけを
固めて集めてさ
身に着けたら
少しだけさ
強くなれる気がして
また転がり落ちて行く
勘違いも嘘も
何もかも
どうでも良いって耳を塞いで
真実は遠く逃げてった
さあ、どこへ行けるかな
悲しみの無い方へ
涙も栄光も全てを包んで
命は終わりへと向かう
その先に続くものがあったとしても
僕の旅はここで終わる
時間も場所も決めていない約束
覚えている方が不思議さ
いつかの薄い空気を身に纏って
全てがゼロに消えて行く
消える
僕はまだ主人公に憧れて
物語を追いかける
まだまだ
立ち止まれないよ
僕はまた主人公になりたくて
物語を綴って行く
いつかは
終わりを迎える
命の炎に
その全て
破いて焼べて
光の向こう側で
また会おう
(また、会おう)
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