ウソツキ

白い風の中を
言葉探し歩く
醒めた月はずっと
二人のあとついてくる

ゴメンなんてもう言わないで
別によくある事だよね
人は変わるものでしょう

ずっと君を待ってるなんて
そんな風に思わないで
すぐに誰か見付けると
笑ってる私は ウソツキだね

自動販売機で
買ってくれた缶コーヒー
両手で包みこんだら
ふいに涙あふれた

こごえそうな流れ星に
願い事は一つだけ
だけど もうかなわない

「淋しい夜は電話して」
そんな言葉ずる過ぎる
これからも友達なんて
笑ってる私は ウソツキだね

ずっと君を待ってるなんて
そんな風に思わないで
すぐに誰か見付けると
笑ってる私は ウソツキだね

いつかきっと思い出に
変わる時に言えるでしょう
ずっとずっと好きだった
だけどココロはもう届かない
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