0-未来-

盛夏を彩る樹々は冬も忘れてる
青葉を揺らせば この夏限りのダンス

焼けたアスファルト喉からして駆け抜けた
君を追いかけた そんな日が恋しくなって

何かに躊躇わず生きる 多分簡単じゃないけれど
空っぽになるまで焦がれていたい!

0(ゼロ)という未来をこの手に掴むよ
大切な“今”をいつも感じたいから

さあ、焦がせ太陽 痛いほど焼き付けて
蒸せる草の香りも 高く澄んだ空も全部

些細な事とか立ち止まれず行き過ぎて
見過ごす術だけうまくなった気がしてる

季節を受け入れたような顔で佇んで
木の下で私 肩を強く抱きしめた

両手に溢れた想いや まだ色褪せない夢も
心のアルバムにちゃんとしまおう

0(ゼロ)という未来を道に刻むんだ
明日を迎える、は“今”を残すことさ

ねえ、この背中に翼なんてないから
一歩ずつ踏み出してる 奇跡も運命も全部

さよならじゃなくて永遠のリング
時代が巡るように きっと出会える

0(ゼロ)という未来でまた走り出そう
大切な“今”を今日も始めようよ

さあ、焦がせ太陽 痛いほど焼き付けて
蒸せる草の香りも 高く澄んだ空も全部

奇跡も運命も全部
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