lapis lazuli

群青に切りかわる 夕暮れの最後を見たら
まどろむバスは夜を駆けて
さよなら 声にならない 感情のしずかな置き場へ
吸い込まれていく

屋根裏 窓辺で いつかのムーンリバー
泣き虫ギターは あの子のこころだ

こぼれ落ちたら 拾いにいくよ
海になったら 船を出そう

さすらえば地平線 ここはどこでもない遥か
見慣れた景色の裏側で

走り出すファンタジア 戸惑う置き去りのアパシー
すれ違うメロディー

孤独な夜には抜け出せない迷路
逆さまになったら あの子と同じだ

繋がるから信じる明日も
流れていく 月が見ていた

物語は続くみたい

曖昧な言い方で優しさも隠すのなら
見つけられるまで泳ぐ 何度でも

ありがとう 声にしたら少し軽くなるこころが
今もまだ君を抱きしめてる
彷徨う魚たちよ こんなに青く広い海で
祈りは明りを灯すかな
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