明けない夜

悔しくても悲しくても戻せない日々をゆけ
今はただ明けない夜に この身を委ねて

酔ったふりの体を引きずって
投げつけたベッドでうずくまる
眠りの手前で立ち止まって
解けない糸をほどいてる
いつからかずっと同じ映画を
繰り返し見てる感覚で
感動や熱狂といったそれは
1、2回目で飽きてる

聴こえてくる また聴こえてくる
止まない雨は今もここで降り続けている

悔しくても悲しくても戻せない日々をゆけ
零れそうな涙をこらえて笑ってみた
虚しくても淋しくても流れる時間をゆけ
今はただ止まない雨の 音色に委ねて

悪い夢の途中 何度も目が覚めて
一気に飲み干したコップに
新しく水を注ぎ込むたび
こぼしてしまう僕でした
うまくいかないこと繰り返す
やりきれない日々を繰り返す
その先に何を求めてゆく
不器用な言い訳

悔しくても悲しくても戻せない日々をゆけ
誰もいない灯りもないこの夜の中で
虚しくても淋しくても流れる時間をゆけ
今はただ明けない夜に この身を委ねて

永遠はきっとありました
終わることのない悲しみと

聴こえてくる また聴こえてくる
明けない夜は静か過ぎてうるさいくらいだ

悔しくても悔しくても
悔しくても悲しくても戻せない日々をゆけ
無理やりでも作った笑顔で顔を上げて
虚しくても淋しくても似合わない朝をゆけ
今はただ明けない夜に この身を委ねて

永遠はきっとありました
終わることのない夜と共に
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