あゝ紅の血は燃ゆる

花も蕾(つぼみ)の若桜
五尺の生命(いのち)ひっさげて
国の大事に殉(じゅん)ずるは
我等学徒の面目ぞ
あゝ紅の血は燃ゆる
あゝ紅の血は燃ゆる

後に続けと兄の声
今こそ筆を擲(なげう)ちて
勝利揺るがぬ生産に
勇み起ちたるつわものぞ
あゝ紅の血は燃ゆる

何をすさぶか小夜嵐(さよあらし)
神州(しんしゅう)男児ここにあり
決意ひとたび火となりて
護る国土は鉄壁ぞ
あゝ紅の血は燃ゆる
あゝ紅の血は燃ゆる
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