星になるから

街のあかり 消してあげる
少し見えないくらいがちょうどいいね
わけもなく とめどなく
流れる涙の理由はいつかでいいよ

夜が明ければ 急ぎ足だから
あと少し 寄り添っていよう
変わらないよ 一緒にいた季節が
巡りまた想い出させる

たとえば
星のない夜にだって
僕が星になり照らしてみせるよ
秋の静けさも春の風も
遠く長い冬も寒くはないから

夏の夜に咲く花火が僕たちをつなぐ
そんな風に 何度でも

街のメロディ 聞いてみて
変わらないモノがきっとあるはずだよ
悲しみも傷さえも 美しい
そうやって輝くように

夜が明ければ 1人じゃないから
もういくね ここにはいられない
ためらいながら 一歩を踏み出す
サヨナラは言わないけど

この先
キミが泣く夜にボクは
ささやく 風になり キミを包むから

かわりに
見つけた 愛しさを守って
笑って願いを届けてほしい

夏の夜に咲く花火が僕たちをつなぐ
また逢えるその日まで

見上げた空に広がる僕たちのしるし
月明かり湿った風 波間に残る鼓動
あんなに夢中に むきになるほど大切に
出会って幸せでした

たとえば
星のない夜にだって
僕が星になり照らしてみせるよ
秋の静けさも春の風も
遠く長い冬も寒くはないから

夏の夜に咲く花火が僕たちをつなぐ
そんな風に 何度でも

そんな風に いつまでも
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