狐独のいたずら

遠くなる靴音が
街へまぎれゆく
これで終わりだと
ひとり ためいき

より添ったあの夜を
憎んで泣いてた
おまえはいつでも
やさしかったよ

気紛れなわがままに
すねてくれたなら
こんなに自分を
責めなかったさ

突き抜ける空しさが
部屋をうめつくす
冷めたコーヒーは
苦い静寂

くたびれた心に
すべて色褪せた
愛しすぎたのは
孤独のいたずら

失くしたイヤリング
行方問いつめた
寂し気な瞳
そらさなかったね

遠くなる現実が
月を追い越せば
確かなものなど
残り少ない
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