溜息と不安の夜に

光と影が踊る 心の隅っこで
本音を隠したまま またひとつ嘘を重ねた

どこかで取り返したい 取り戻せやしないのに
わずかな望みが この胸 深く えぐる 痛み

臆病なこの心 守る盾だけ 立派
その他は 初期装備 これじゃとても立ち向かえない

溜息と不安の夜に それでも愛だけは信じていたい
悲しみも 喜びも 受けとめて 歩きたいから

涙の雨に濡れて 自分を憐れんでた
情けなくなるほどに また誰かと比べてる

幸せは ありふれた毎日にあふれてる
それに気づけたら あなたのように 笑えるかな

本当はわかってる このままじゃダメだって
表裏の温度差に 心震え 風邪をひきそう

溜息と不安の夜に それでも愛だけは信じていたい
悲しみも 喜びも もっと強く 感じたいから

臆病なこの心 守る盾はもういらない
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