月の記憶

思い出してたんだ 君と出会う前のこと
一人で見てた空は どんな色してたかな
思い出せないのは 君を知ってしまったから
出来るならこの先も 君と見る空がいい

失くしたくないもの 大事に思えば思うほど
確かに少しずつ 少しずつ 臆病になってく

僕ら出会いと別れを繰り返して さよならの悲しさも味わって
永遠などないことを思い知ってく
欲しいのは奇跡でもなくて 特別な光でもなくて
当たり前の景色がほら 痛いほど眩しい

涙と引き換えに 僕ら出会えたのかな
忘れたかった過去さえ 抱きしめたくもなる
この先の未来に 雨の日だってあるけれど
今ならきっと前より ぬくもりを感じれる

世界が日ごとに 輝きを増してゆくから
僕らはまた一つ また一つ 欲張りになってく

ねえ君が笑えば嬉しくて また何度でも欲しくなって
足りることなどないことを思い知ってく
誰もが光を望んでいて それでも悲しみに出会って
気付いてゆく 感じれなかったありがとうに

赤く染まる月よ もし僕らが見えるなら
覚えててほしい 僕らがここにいたことを

僕ら出会いと別れを繰り返して さよならの悲しさも味わって
永遠などないことを思い知ってく
欲しいのは奇跡でもなくて 特別な光でもなくて
当たり前の景色がほら 痛いほど眩しい
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