嫁入り船

桜の花びら散る道を
つまづきながら走っています
夕映えきれいに染め抜いた
君の小船を追い駆けて
閉じ込めてた愛があふれだしました

向こうの岸辺で待つ人の
明るい声は川風に乗り
水面に小石を投げ捨てて
僕の想いが沈む頃
淋しさが宿を借りに来るでしょう

悲しい涙で止めてはならない
嫁入り船が遠くなる
振り向かないで下さいどうか
想い出の中へ君は去るのです

桜の花びら吹雪く中
せせらぎ沿いに見送ってます
終りのないよな船唄に
君がにこっとしたようで
置きざりにした夢が泣きだしました

悲しい涙で止めてはならない
嫁入り船が遠くなる
幸せになって下さいどうか
季節の中で僕は変わるのです
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