春は日傘の

春は 日傘の 其の上に
白い日射しが 降り積もる
独り芝居も もうはねた
さよなら町は 行き止まり
差した日傘の 其の中に
想い出ばかり 降り積もる

夏は 祭りの 人々の
やぐらのもとに 舞い集う
よしや 心が 出掛けても
さよなら町は 行き止まり

耳を かすめる 口笛は
あの日からなる “まつりうた”
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