遙かなる人

あまりにも君の遠くを愛したぼくは
なかなか素直になれなくて
ただ流れを見てるだけ
そうなんだよ君はいつもぼくのうしろに居る
君のそばに居るのは
ぼくじゃなくてぼくの影なのさ

大地の下から空に向って
光を追うように草は伸びる
見てみなよ ぼくらに似合う景色がない

わかっているよ君がまじめだということは
だけどぼくを見てればわかるだろう
ぼくは無理に笑ってる
いつだって君は気に入られたいんだろう
ぼくだって同じだから一緒には歩けない

大地の下から空に向って
光を追うように草は伸びる
見てみなよ ぼくらに似合う景色がない
×