北国へ

夜を走る列車は 窓の外も見えずに
長い旅に疲れた夢 急ぐ故郷
手紙さえ途絶えてた 不幸許しておくれ
北国へ帰りたい 今はすべてを捨てて
北国へ帰りたい 望郷未練

受話器越しのお袋 急に老けたみたいに
叱るよりも涙ぐまれて 思うこの歳
近づいたあの山に 時が巻き戻されて
雪国よもういちど 過ぎた季節の中で
雪国よもういちど 望郷未練

手紙さえ途絶えてた 不幸許しておくれ
北国へ帰りたい 今はすべてを捨てて
北国へ帰りたい 望郷未練
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