17番地

僕らが居た17番地
今ではもう知らない子ども達
君といつも待ち合わせた
あの居場所は知らぬ落書きだらけ

無くなっちゃった学校の校庭に
残されてたブランコ揺らしても
あの頃のように心は揺れない
バスに乗って知らない街へ逃げたくなったさ

悲しいなんて言えないよ
楽しそうなあなた見てると
ありもしない話重ねて
また知らないわたしが増えてく

僕は君をすべて知りたがり
待ち合わせた未来は放ったらかし
僕は君に何も伝えない
だからと言って何も聞いてこない君はわかってた

悲しいなんて言えないよ
楽しそうなあなた見てると
ありもしない話重ねて
また知らないわたしが増えてく

悲しいなんて言えないよ
楽しそうなあなた見てると
ありふれた笑顔重ねて
まだ知らない誰かと目が合う

さよならなんて言えないよ

そばにいてよ
僕のことを知ってるのは
君と17番地だけさ
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