街をはなれて

くり返す波のような ありふれた日々が
乾いた心なおさら 閉ざしてしまう

灰色の空の下 あてもなく歩く
痛みをやわらげる 夜を待つだけ

遠くへと 転がれば
やりきれぬ想い いつか消えるのか
下り列車にゆられ 街をはなれている

青空にとけあった あの頃の風は
今もまだ吹いている オレだけが変わったのか

遠くまで 行きつけば
君への想い 忘れられるのか

下り列車にゆられ 街をはなれている
下り列車にゆられ 街をはなれている
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