チェシャ猫のシッポ

君のシッポを掴んだ 私から離れないように
硬く結んだ糸が弾く音に驚いて

手にするために 小さな小さな嘘をついた
ニヤニヤ怪しげな 笑顔が見える

Lalala lala 君とはぐれないように
Lalala lala 私は愛を鳴らす

もう好きじゃないからと 君は急にいなくなった
一度でも好きだったことがあるの? 聞けなくて

「なんてことない」 小さく小さく嘘は落ちた
真夜中の二時 三日月が笑う

Lalala lala 涙こぼれないように
Lalala lala 私は夢を鳴らす

気まぐれな君は また私の前に現れた
やわらかなその毛並みに 誘われて

Lalala lala 君が離れないように
Lalala lala いま、心を鳴らす
Lalala lala 私は私のために
Lalala lala 私の唄を鳴らす
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