僕らだけの等身大

思い上がったプライドは
何度もやぶり捨てたのに
転べばやっぱり痛くって
うなされながら 寝返りをうつ夜

時間の槍に追いやられ
無情の盾にはじかれて
仰向けに空見上げてた
納得させて また立ち上がって

いつかやれる もっとやれる
今は頼りない言い訳も
きっとどこかで本気にしてるんだ
あきらめてないんだ

夢を見るならどうしたって背伸びはするんだ
頬に打ちつける雨に目を細めても
誰かの真似をしたって 心は削ぎ落とせないさ
でこぼこだっていいから
僕らだけの等身大を描くよ

拾ったまんまの言葉を
並べてもすぐ見抜かれて
情けない心臓に刺さる
冷たい視線 いつも怯えている

奇抜な真似はできなくて
常識はいかがわしくて
地に足つけられないまま
机の上で ずっと縮こまって

いつか見える きっと見える
黄昏れた希望さえも
あてにしながら
じたばたしてるんだ 信じてみたいんだ

夢を見る道はいつだって 真っ暗で手探りで
かかとすり抜ける風に背が震えても
誰かの足跡だって 真っすぐには伸びてないさ
曲がりくねっていいから
僕らだけの等身大を描くよ

誰と比べ 何を重ね
僕の等身大と言うの?
初めての服を試すような
不安な顔のままで

夢を見るならどうしたって強気にならなきゃ
頬に打ちつける雨も笑いとばせたら
誰かの真似をしたって 心は削ぎ落とせないさ
でこぼこだっていいから
僕らだけの等身大を描こう
僕らだけの等身大を描こう
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