今度、君に会うまでに

最近連絡取ってないけど元気にしてるかな
タイムライン遡っても 本当のところは分からないもの
卒業式の夜 アルコールと都会の喧騒に紛れて
「寂しくなるよ」と言ってくれたこと 吹き抜けた風
忘れるはずがないよ

心の奥に迷い抱えたまま降り立ったホームで
大袈裟に春を吸い込んで声に出した「ただいま」
その瞬間見慣れた街が 少しだけ色を変えたんだ
頑張るよ ここに作る僕の居場所 意味もきっと
切り拓いてみせるよ

今度、君に会うまでに なりたい自分がある
たった一つ繋いだ手 離さない僕でいたい
生まれ育ったから、じゃなく ここにいる人たちが好きなんだ
紡いでゆく

一体何のためにやってんだろう?誰でもいいじゃないか
ありもしない“もしも”の自分に 嫉妬して眠れない夜には
「すごいじゃん」と笑う君が浮かぶんだ 本当に浮かぶんだ
離れてたって僕を助けてくれる 君の方がすごいよ

大人になるほどに
選び取るたびに
窮屈になってたまるか
大人になるほどに
選び取るたびに
自由になるはずじゃないか
自由になるはずじゃないか

今度、君に会うときは 胸張って笑ってたい
この街で生きていく 僕を見ていて

今度、君に会うまでに なりたい自分がある
たった一つ繋いだ手 離さない僕でいたい
生まれ育ったから、じゃなく ここにいる人たちが好きなんだ
紡いでゆく
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