4:30amのイエティ

雪が舞ってる 朝の4時半に
君が待ってる 家に帰れない

道に迷ってる ような足どりで
車待ってる ぼくは愛から のがれたいイエティ

とけ出した 雪 ほほを伝い こぼれてゆく
心が はなれてゆく 凍り ついた道を
きりさくように

車をおりて 山のふもとに立ち
夜明けの音が 聞こえてくると

ひとりぼっちが 朝の光り浴びて
暖かさを ぼくは感じてきしみ出すイエティ

とけ出した 雪 足にからみ 流れてゆく
体が うすれてゆく ぼくの ゆれる心を
きりさくように

とけ出した愛 君は知らずに 眠りの中
だけど いつも ぼくが こんな気持ちで
いることに 気がついたら
のどから 叫ぶだろう 僕と 君の間を
きりさくような

悲しい声で
×