まなざし

冷たい風の歩く街でも
逆らえるけど 寒いな
「短い髪も悪くないでしょ?」
分かってるけど ずるいな

交差点には春の匂い
感じたなら

いたずらに光るまなざしの
その奥の本当を知りたい
つぼみ抱えるからたちも
その奥に眠る声を待っている

短いはずの夕方までも
数えてちゃ進まないな

机越しに恋の匂い
見つめたなら

稲妻のようなまなざしの
その奥の情熱を知りたい
素知らぬ顔のからたちも
その奥に響く声を待っている

言えないな 言葉が見つからないや
消えないな とにかく light my fire
言えないな まだ絡みついてるんだ
消えないな みだらな気持ちじゃない ない ない?

いたずらに光るまなざしの
その奥の本当を知りたい
つぼみ抱える僕たちも
その奥に響く声を持っている
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