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君にかかる白くて霞んだもやもやは
僕の中の不安や夢が詰まってる

その向こう側には どんな君がいるの?
恐怖で震わせた 君の指は
触れることもできずに ただ眺めてばかり
こんな環境には うんざりだ

背伸びして映った君の視線
目があって微笑む 僕と僕の鼓動
そんな事今では笑えるよと
あの頃の僕が 今の僕らをずっと 幸せで包んでた

何をしても障害はいつも付いてくる
目を凝らしてないとぶつかってしまう

もしも君が涙 流したそんな日は
何も言わず君を 見守るよ
そんな事しかできない 僕が生きる場所は
君には届かない 気がしたんだ

今はまだ強がる少年でも
君の前では 強くいたいから
いつかまたその日が訪れたら
精一杯の温もりで僕が 君の手を包むから

人は悲しみさえ忘れてしまうけど
すぐにどこかで思い出すだろう
今はそんな場所を増やしたくない
僕の使命を教えてくれた

背伸びして映った君の視線
あの時覚えた 恋の感触を
僕たちはこれから忘れないから ずっとSO

今はまだ強がる少年でも
君のためには 強くなるんだと
振り向いた季節が輝く様に
君の手を取り 歩いて行くと決めた
これからもこの先も
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