積木

2人が一緒にいるとなんだか嬉しかった
「2人で食べるとおいしいね」って言ってたね

いつもと同じはずなのに
空気も景色も すべて綺麗に見えた
あなたの隣りにいるからじゃなくて 心がわかったから

会うたびに変わってゆく あなたが恐くて
だけど誰よりも 愛しい
好きという気持ちだけじゃ頼りないけど
何よりも 大事になこと

あの頃の私達を 天秤に掛けてみよう
きっと釣り合ってたね 2人はいつも同じ場所にいた

よそ見をしないで あなただけを見る事がとても幸せだった
あなたの手の中もがいている その苦しさが今は欲しい

心だけがあなたのとこに置きざりのまま
私から目を反らすあなたを見てる
信じたもの 許した事 手に入れたもの
全てが消えてゆく

2人の間の見えない積木を1つ1つ一緒に積んだ
絶対に崩れてしまわぬようにボンドでいっぱい固めた

私といる事が辛いのなら 遠くからあなたを見守ってるよ
こんなにも あなたを知ってしまったら
もう他の誰も 愛せないから… 愛せないから…
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