かさぶた

固まる度にめくってしまう またやっちゃった血が出るまで
この癖も 始まったのはあの日から

ボロボロなのは指だけじゃない 打ちのめされた私の心
少しずつ ほんの少しずつ きっと進めてるよね

でも 無性に声聴きたくなる

かさぶたに覆い隠されても 消えない 消せない 傷口は
じゅくじゅくと生々しい
勝手に好きになって 勝手に捨てた癖に
なんで嫌いになれないんだろう
やめてよ 私の気持ち ずっと飼い殺しにするのは

こんな私だってそれなりに デートに誘われたりもする
あなたより かっこよくて 優しくて
おもしろい人もいる どうしてダメなんだろう

既読無視も日常茶飯事 いつも自分の話ばっか
誰に言っても「なんでそんな奴」言われちゃうような人なのに

大丈夫かな もう平気かな
触っちゃいけないのにまた触って
そんなこと 繰り返して

赤黒く固まったかさぶたも 剥がれて キレイに塞がって
そんな願いはいつでも
忘れかけた頃にまた襲ってくる 愛おしさにすぐ打ち砕かれる
やめてよ 私の心 ずっと縛り付けるのは
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