冬のあじさい

愛した人は この世でひとり
そんな貴方は もういない
ふたりで過ごした あの思い出は
儚い夢の 蜃気楼
この想い どうすりゃいいの
春の日差しを ひとり待つ 冬のあじさい

逢えない日々は 死ぬほどつらい
ひとり生きてく 術(すべ)もない
瞼を閉じれば 優しいあなた
浮かんで消える 面影が
この想い どうすりゃいいの
春の日差しを ひとり待つ 冬のあじさい

からだに沁みる つめたい風が
泣けとばかりに 胸を刺す
涙で濡れてる こころの花は
いまもあの日のままにある
この想い どうすりゃいいの
春の日差しを ひとり待つ 冬のあじさい
×