列車とどこかへ

はいた白い息 かじかんだ指あたためるよ
夜と朝の隙間 始発列車にのって
昨日のこと明日のこと君のことも 今はただ
すべて朝陽にとけていく 澄んだ茜にそまっていくよ

こんなにも空がきれいなこと どうしてだろ 忘れてた
上を向けない日だって 空はただ
輝いている そばにいるよ

ここではないどこかへ
列車(キミ)が連れていってくれるから
僕は旅に出るんだ
この先何があるかなんて 関係(しら)ない
列車(キミ)のやさしさに包まれて 走り出すんだ

碧い波打ち際 あいたドア 潮騒をつれてくる
手を伸ばせば届きそう 誰もいない冬の海

こんなにも世界は優しくて
いつだって シンプルなのに
上を向けない日だって 空はただ
ここにいるよ だから行こう

ここではないどこかへ
列車(キミ)が連れていってくれるから
僕は旅に出るんだ
ひとつひとつ 想いを 刻んで うたうよ
列車(キミ)のぬくもりに包まれて 走り出すんだ

誰もいない駅 見知らぬ街 僕はストレンジャー
ふわり懐かしい匂いがした

ここではないどこかへ
列車(キミ)が連れていってくれるから
僕は旅に出るんだ
この先何があるかなんて 関係(しら)ない
列車(キミ)のやさしさに包まれて 走り出すんだ

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