ありふれた毎日に染まる前に

夢を抱いて走り抜けた あの夏の日遠い風の中
壁を叩くこのこぶしの 痛みだけ真実と思ってた頃
汗に濡れた Tシャツ脱いで
誰もとまどいながら 大人の顔になる

ありふれた毎日に染まる前の様に
止まらない青春のはざまに 置いてきたときめき感じたい

破れかけた地図の中を 遠い街に思いを馳せてた
まぶしい程輝いてた すり切れて捨てられたズックの中に
あの日 ひとり夕陽の中で
膝に顔をうずめ 明日にふるえていた

ありふれた毎日に染まる前の様に
ひたむきな思いのまま生きれたら
ありふれた毎日に染まる前の様に
傷ついた青春の叫びを いつだって熱いと信じたい
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