三日月のような目をして

竜宮ノ使ステーション夢醒メ北口は
ずっと混み合って絡み合って眠らない
吐く息であぶくの空

売店を7色にクシクラゲが照らしてる
きっと見つかるっておつりくれて
いつもの汽車を待つよ
光が射す深海のプラットホーム

レイルを呑み込んでまた泳ぎ出す
真っ暗い闇に三日月のような目をして
浮き沈み辿り着くの
君について通り過ぎたくても

めぐりめぐる夢 泡のなかで
しめつけていく胸 ここへめぐる

レイルを呑み込んでまた泳ぎ出す
真っ暗い闇に三日月のような目をして
浮き沈み辿り着くの
君のなか私はいないのに
×