Incubation

「いつになれば…」と足掻いていた
暗闇の外から聞こえる 歌
時の流れに取り残された
永遠(とわ)に続く音色に 恋覚えた

不甲斐ない蛹(さなぎ)から 見えた光 手を伸ばすよ
狂い咲く 夜桜のように 羽ばたくから
焦りばっか 詰め込んだ 過去は脱ぎ捨てて
怖い位に 目が眩んだ 星に願いを
壊れてる 世の中で 咲き乱れるように
破壊されて捨てられた 僕は
桜が満開の月の下で
時の流れ遅れた 旋律が
空で響く鳴き声と重なった
一人じゃないって知った 錆びた僕を 動かしてくれた
狂い咲く夜桜のように 歌うよ僕は
揺れている 夢の音(ね) 共に奏でよう
切ない位 すれ違った 歌に願いを
壊れてる 世の中で 生き残れるように
途切れた絵本の続き 離れ離れでもきっと
同じ月を 見てる
愛を抱く事が無い身体よ サヨナラ
変わらなきゃ 蕾を 枯れさせない様に
狂い咲く 夜桜のように 羽ばたこう 今
焦りばっか 詰め込んだ 過去は脱ぎ捨てて
怖い位に 目が眩んだ 星に願いを
壊れてる 世の中で 咲き乱れるように
×