泣きっ面

悲しいことなどなかったことに 出来そうな青空を見てた
生きてゆくだけ たった一つ それだけのこと

全ての声を聞かなくてもいい 向こうまで見なくたっていいんだ
例えば今は 飛行機雲 追いかけるだけ

ちっぽけだと思えたから 立ち上がれる強さがある

泣いてばかりの僕らは
いつでも胸を張れるほどにちゃんと生きてる
泣いてばかりの僕らよ
明日は少し笑ってみよう

街は無数の涙を抱え その壁を灰色に染める
あれもこれもと欲張ったら 呑まれてしまう

雲がゆっくり形を変える 夕暮れがバトン受け取った
言葉なんてない ただ大きく教えてくれる

泣いてばかりの僕らは
幸せ一つくらい落としてしまっていい
泣いてばかりの僕らよ
夢など叶わなくても そこにあるだけでいい

泣いてばかりのあなたは
いつでも胸を張れるほどにちゃんと生きてる
泣いてばかりのあなたよ
明日は少し笑って 前向いてみよう

天気予報だと 夜にはまた雨
でも平気さ 歩き出せるよ
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